世界遺産・平等院鳳凰堂の瓦屋根|横浜市鶴見区 屋根修理・外壁塗装の専門店 (株)成田屋商店

世界遺産・平等院鳳凰堂の瓦屋根|横浜市鶴見区 屋根修理・外壁塗装の専門店 (株)成田屋商店

平等院鳳凰堂

皆さま、こんにちは。

横浜市鶴見区 屋根修理・外壁塗装の専門店()成田屋商店

スタッフの川崎です。

10円玉でお馴染み、京都府宇治市の寺院「平等院鳳凰堂」。

この記事では、屋根の修理・外壁塗装の専門店ならではの目線で平等院鳳凰堂の魅力をお伝えしようと思います。

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目次

        1. 平等院鳳凰堂の基本情報
        2. なぜ平等院鳳凰堂が10円玉に?
        3. 平等院鳳凰堂の瓦屋根について
          3-1. 約1000年前の瓦も使われている?
          3-2. 現存最古級で最大の「龍頭瓦」も
          3-3. 屋根の新発見(2023年)
        4. 【平等院鳳凰堂】まとめ

      1. 平等院鳳凰堂の基本情報

      平等院鳳凰堂

      10円玉でお馴染みの平等院鳳凰堂は1053年に藤原頼通によって建立され、日本の世界遺産・国宝に指定されています。

      池の中島に建てられたその姿は、極楽浄土に浮かぶ宮殿をイメージしており、池に映る美しい景観が特徴です。「鳳凰堂」の由来は、屋根の上にある金色の鳳凰と、建物全体が翼を広げた鳥のように見えることから名付けられたようです。

       

      2014年には「平成の大改修」を経て、創建当時の姿に近づき、丹土塗りの柱と煌びやかな鳳凰が際立つ美しさを見せています。

      平等院鳳凰堂

      中堂へは橋を渡り翼廊を通って行けます。

      屋根の上の鳳凰

       

      平等院鳳凰堂

      平等院鳳凰堂

       

      平等院鳳凰堂の屋根にある鳳凰像は、現在2代目です。初代の鳳凰像は保存のため、平等院ミュージアム「鳳翔館」に展示されています。

      鳳凰は、中国の伝説で「めでたいことの前兆」とされる想像上の鳥です。日本には古墳時代に伝わり、縁起の良い模様として晴れ着や工芸品に使われてきました。

       

      アクセス:JR宇治駅から徒歩10
      住所:京都府宇治市宇治蓮華116
      拝観時間:8:3017:30
      参拝料:大人(高校生以上)700/中高生400/ 小学生 300
      公式サイト:世界遺産 平等院


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      2. なぜ平等院鳳凰堂が10円玉に?

      平等院鳳凰堂

      平等院鳳凰堂が10円硬貨のデザインに採用されたのは、昭和26年(1951年)の閣議決定によるものです。調べてみると以下の理由があるようです。

      • 日本を代表する文化財であり、特徴的な建物である
      • 平安時代から現存する希少な建物で、1951年に国宝に指定されたこと
      • 文化財保護法の制定など、文化財を守る動きが盛んだった時期であったこと
      • 複雑なデザインが偽造防止に適していたこと

      発行開始は1953年。鳳凰堂がデザインに選ばれたことで、その歴史的価値が多くの人に知られるようになり、日本文化の象徴として位置づけられるようになりました。

       

      旧一万円札の裏面にも

      鳳凰

      旧一万円札の裏面には、平等院鳳凰堂の屋根に立つ鳳凰像が描かれています。

      この理由ついて、当時の日本銀行総裁・福井俊彦氏は、「幸せや喜びをもたらす伝説の鳥が世界中に流通するのは素敵だと思った」と説明しています。鳳凰像は、日本の文化と歴史を象徴する存在として選ばれたようです。

       

      3. 平等院鳳凰堂の瓦屋根について

      3-1. 1000年前の瓦も使われている?

      平等院鳳凰堂は創建以来、修理を重ね、藤原摂関家の唯一の遺構として大切に受け継がれてきました。

      現在の修復作業では、科学的な調査と計画的な保存修復が行われています。工期を短縮する工夫で、観光地としての活気も配慮されているようです。

      瓦屋根には、約1000年前にもなる平安時代の瓦が再利用されており、南側は色が薄い瓦屋根になっています。さらに、魔除けとして50以上の鬼瓦が使用されており、通常の建物よりも多いのが特徴です。

       

      鬼瓦

      鬼瓦

       

       

      3-2. 現存最古で最大級の「龍頭瓦」も

      平等院鳳凰堂

      平等院鳳凰堂の大屋根には、現存最古で最大級の龍頭瓦が飾られています。

      降棟(くだりむね)の先端に設置され、通常は鬼瓦が使われる場所に龍の頭がある珍しいデザインです。降棟全体が龍の体を表し、先端の瓦が龍の頭となることで、屋根全体が巨大な龍を表現しています。

      鳳凰堂には前後一対、合計4つの龍頭瓦があります。

       

      3-3. 屋根の新発見(2023年)

      2023年、平等院鳳凰堂(京都府宇治市)の創建当時(1053年)、屋根の一部が板葺きだった可能性が高いことがわかりました。

      鳳凰堂は、「中堂」(本尊・阿弥陀如来坐像を安置)、「翼廊」(中堂の左右に延びる部分)、「尾廊」(中堂の後ろの部分)で構成されています。2023年ごろの調査で、中堂の大屋根は創建当時から瓦葺きだったと確認されました。

      平成の修理(20122014年)では、創建時の瓦が280枚見つかっています。屋根の最も高い部分だけに瓦を使った場合、必要な瓦は50枚程度ですが、大屋根全体に瓦が使われていたと考えると、280枚という数に矛盾はありません。

       

      4. 【平等院鳳凰堂】まとめ

      世界遺産・国宝「平等院鳳凰堂」は2014年の大改修により、創建当時に近い姿に復元されました。日本の代表的な文化財として、10円玉に鳳凰堂が、旧一万円札に鳳凰堂の鳳凰像が描かれています。

      屋根には約1000年前の瓦や現存最古で最大級の「龍頭瓦」が使用されており、定期的な修理を重ね、現在まで大切に受け継がれてきました。

      屋根の保護や修復には定期的なメンテナンスが欠かせません。成田屋商店では、お客様のご要望に合わせた施工方法を提案し、サポートいたします。屋根の点検や修理についてお困りの際は、ぜひお気軽にご相談ください。

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      記事監修者
      屋根・外壁の達人

      代表取締役 成田 健
      保有資格:かわらぶき技能士/瓦屋根工事技士/瓦屋根診断技士/一般建築物石綿含有建材調査者

      屋根の修理・外壁塗装の専門店として、横浜市、川崎市、東京23区西部の皆様に向けて有益な情報を発信しています。お客様の疑問に答え、分かりやすい情報提供を心がけています。

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