2020年に屋根の葺き替えを終えた金閣寺。
この記事では、屋根の修理・外壁塗装の専門店ならではの目線で金閣寺の魅力をお伝えしようと思います。
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目次
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- 金閣寺の基本情報
- 金閣寺はどんな屋根?
2-1. 「杮葺(こけらぶき)」の屋根
2-2. 屋根から突き出た雨樋
2-3. 2020年に完了した屋根の葺き替えについて - 金閣寺の「鳳凰」はなにを示しているのか
- 【金閣寺】まとめ
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1. 金閣寺の基本情報
鹿苑寺は、通称「金閣寺」として親しまれている禅宗寺院です。もともとは西園寺家の別荘でしたが、1397年に足利義満が譲り受けて「北山殿」を建て、政治や文化の中心として使われました。義満の死後、遺言で寺院となり現在に至ります。
庭園は創建当時の姿を今に伝える貴重な場所で、特別史跡・特別名勝に指定され、1994年には世界文化遺産に登録されました。
「金閣」は釈迦の遺骨を安置する舎利殿のことで、その美しい金箔の姿から寺全体が「金閣寺」と呼ばれるようになりました。現在では国内外から多くの観光客が訪れる名所です。
「逆さ金閣」が映る美しい鏡湖池がある庭園全体も、特別史跡および特別名勝に指定されています。
住所:京都府京都市北区金閣寺町1
拝観時間:9:00〜17:00
参拝料:大人(高校生以上)500円 / 小・中学生 300円
公式サイト:金閣寺
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2. 金閣寺はどんな屋根?
2-1. 「杮葺(こけらぶき)」の屋根
金閣寺の屋根は「杮葺(こけらぶき)」という日本の伝統的な工法で作られています。薄い木の板を何層にも重ねて仕上げるものです。
金閣寺では、椹(さわら)の木が素材として使われ、厚さ2~3ミリの板を竹の釘で固定しています。
「杮(こけら)」という言葉は木片を意味し、屋根を葺いた後に木くずを落とす作業「杮落し」が由来です。
杮葺の屋根は、適切な管理をすれば約40年持つとされています。見た目は檜皮葺(ひわだぶき)に似ていますが、檜皮葺は樹皮を使う点で異なります。
2-2. 屋根から突き出た雨樋
よく見てみると、金閣寺の三層目の屋根から金色の棒が突き出ています。
これは、雨樋です。
三層目は中国風のデザインで屋根の四隅が跳ね上がっているため、雨水が中央に集まり滝のように流れ落ちるのを防ぐために工夫されているようです。下層の屋根よりも落とし口を伸ばしている仕組みになっており、下層の屋根が傷むのを防いでいます。
2-3. 2020年に完了した屋根の葺き替えについて
金閣寺の舎利殿の杮葺(こけらぶき)屋根は、2020年に18年ぶりの全面修復が完了しました。
約10万枚の椹(さわら)板が風雨で劣化していたため、新型コロナウイルスの影響で参拝者が減少していたタイミングを活用し、工事をしました。修復により、黒ずんでいた屋根が明るく美しく蘇りました。
3. 金閣寺の「鳳凰」はなにを示しているのか
屋根の頂上には金色に輝く「鳳凰(ほうおう)」、別名不死鳥が立っています。
リン青銅製で、中国の伝説上の吉鳥を模したもので、平等院鳳凰堂の鳳凰を参考にしているようです。平和の象徴として掲げられた一方、足利義満が自身の権威を示すために設置したとの説もあります。
初代鳳凰は1950年の火災を免れた金閣寺創建時の唯一の遺品で、現在は境内で大切に保管されていますが、一般公開はされていませんでした。
4. 【金閣寺】まとめ
金閣寺の屋根に使われている「杮葺(こけらぶき)」は、日本の伝統技術と素材を活かした工法であり、美観と機能性をもつ屋根材です。
屋根の保護や修復には定期的なメンテナンスが欠かせません。金閣寺でも2020年に全面修復が行われ、美しい姿を取り戻しました。
屋根は建物を守るもっとも重要な部分です。成田屋商店では、お客様のご要望に合わせた施工方法を提案し、サポートいたします。屋根の点検や修理についてお困りの際は、ぜひお気軽にご相談ください。
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