2022年に「令和の大改修」を経て新たに生まれ変わった岡山城を先日、見てきました。
黒塗りの外観や金のシャチホコが魅力的な岡山城。
この記事では、屋根やさんの視点から岡山城の魅力やリニューアルの概要をお伝えします。
歴史的な建築物がどのようにして時代を超えて受け継がれてきたのか、知ると面白いことがたくさんあります。
横浜市、川崎市、東京23区西部にお住いの方に向けて、屋根の修理・外壁塗装の専門店ならではの目線でお伝えしようと思います。
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・横浜市、川崎市、東京23区西部で屋根リフォームをご検討中の方
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目次
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- 岡山城の基本情報
1-1. 岡山城の概要
1-2. 岡山城リニューアルの経緯 - 岡山城の金のシャチホコの意味とは
- 岡山城の屋根と外壁の特徴
3-1. 「烏城」とも呼ばれる黒塗りの外壁
3-2. 重厚感のある本瓦葺きの屋根 - まとめ:岡山城の魅力
- 岡山城の基本情報
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1. 岡山城の基本情報
1-1. 岡山城の概要
岡山城は、豊臣秀吉の家臣・宇喜多秀家によって築かれ、1597年に完成しました。
黒塗りの外壁から「烏城」と呼ばれ(うじょう=「烏」はカラスの意味)、発掘された金箔瓦から「金烏城」とも称されています。
岡山城は1945年の空襲で焼失しましたが、1966年に再建、平成の改修、そして2022年「令和の大改修」を経てリニューアルオープンしました。
1-2. 岡山城リニューアルの経緯
左:ビフォー 右:アフター
- 平成28年、岡山城のあり方を検討調査
- 平成29年、耐震診断で、古い耐震基準(昭和56年施行)に基づいて設計された岡山城の耐震補強が必要と判明
- 平成30年、岡山城の魅力アップ事業を実施
以上を踏まえて、令和2年に岡山城リニューアルの活動は始まりました。
コンセプト「歴史を伝える城、集う城」のもと、展示内容の全面リニューアル、耐震補強、内外装の改修が行われました。
参考:岡山城 記録集
【横浜市、川崎市、東京23区西部にお住いの方】
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2. 岡山城の金のシャチホコの意味とは
岡山城には、計8つのシャチホコが屋根に飾られています。
金のシャチホコといえば名古屋城が有名ですが、実はこの装飾には火除けの意味が込められているのです。
昔の日本では木造建築が多く、火災が大きな脅威でした。
そのため「口から水を吐いて火を消す」という伝説を持つシャチホコが、寺院や城の屋根に飾られるようになりました。
3. 岡山城の屋根と外壁の特徴
3-1. 「烏城」とも呼ばれる黒塗りの外壁
岡山城の外壁は、土で固めた構造に黒い下見板を貼ってできており、大坂城をモデルにした「黒い天守」が特徴的です。
豊臣秀吉の時代には黒漆の城が流行しており、これにより金のシャチホコや金箔瓦が一層映えて美しく見えます。
3-2. 重厚感のある本瓦葺きの屋根
屋根には、重厚感があり耐久性のある「本瓦葺き」が採用され、平瓦と丸瓦を交互に組み合わせる伝統的な工法が使われています。
また、屋根の一部には金箔貼りが施され、軒先には金色に輝く「軒丸瓦」が並びます。
本瓦葺きのメリット | 本瓦葺きのデメリット |
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4. まとめ:岡山城の魅力
今回の記事では、屋根やさんの視点から岡山城の魅力やリニューアルの概要をご紹介しました。
岡山城は黒漆の城と金のシャチホコ、金箔瓦が印象的で、豊臣政権下の有力大名である威厳が示されています。
また、リニューアルによって耐震補強や内外装の改修が行われ、現代の技術を取り入れつつ、歴史的な価値をしっかりと守っています。
重厚な本瓦葺きの屋根や防火を意識したシャチホコの設置には、昔の知恵と技術が活かされています。
これからも歴史的建築物に学びながら、安全で美しい施工を目指していきましょう。
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