こちらの記事は〈前編〉の続きとなっております。

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〈前編〉では”地震と屋根の関係”から『南海トラフ地震に向けての対策』について解説しました。

今回の記事〈後編〉では『地震に備えた屋根の３つの対策ポイント』をご紹介します。

地震からお家を守るために、今知っておくべき情報をお伝えしますので、ぜひチェックしてみてください。

 

１．【地震に備えた屋根】３つの対策ポイント〈横浜市〉

1-1. 瓦の固定

20年以上前に建てられた住宅では、耐震性が低い工法が用いられている可能性があります！
（現在の工法では、瓦の重量や耐震性は改善されています。）

強風や地震に対する瓦屋根の脆弱性を改善するために、
2001年に瓦屋根のガイドライン工法〈guideline.pdf (marusugi.co.jp)〉が制定されました。

〈前編〉の「最近の地震の状況」でもご紹介したように、
瓦屋根の被害の有無は、このガイドライン工法で施工されたか否かの違い、ということになります。

今一度、瓦がしっかり固定されているか確認し、必要なら対策をしておくと安心ですね。

 

1-2. 屋根材の軽量化

重い瓦を使用している場合は、軽い屋根材への交換を検討するのも一つの対策です。

軽い屋根材は、地震時の建物への負荷を軽減し、安全性を高めます。

しかし、味わい深い昔ながらの瓦を好まれる方は、設計や耐震性について、専門家のアドバイスを受けることが重要です。

 

1-3. 屋根全体の補修工事

屋根の地震対策を強化するには、屋根全体を補強する工事が最も効果的です。

具体的には、以下の工事を行うことがおすすめです。

• 屋根材を軽くすること
• 耐震性の高い材料に交換すること
• 屋根の構造を強化すること

まずは屋根の現状を診断し、その結果をもとに最適な補強方法を提案します。

専門の業者が施工を行い、工事が完了すると、屋根の耐震性がぐっと向上しますよ。

 

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2. 【防災月間：南海トラフ地震に向けての対策】ポイントまとめ〈横浜市〉

９月は『防災月間』ということで、前回と今回の記事では

地震と屋根の関係から地震に備えた屋根の対策ポイントを３つご紹介しました。

ポイントは以下の通りです。

 

★地震に強いお家にするために

→屋根が軽く、しっかり固定されていることが大切

 

★【地震に備えた屋根】３つの対策ポイント

①瓦の固定

②屋根材の軽量化の検討

③屋根全体の補修工事

 

特に、重い屋根材(重い瓦)、古い屋根材、劣化したコンクリート屋根のお家にお住まいの方は、
防災月間をきっかけに、地震に備えた屋根の対策を見直してみましょう。

繰り返しにはなりますが、『被害が起きる前に対策を行うこと』がとても大切です。

 

南海トラフなど突然大きな地震がやってきて、お家の屋根が被害に遭った時、

『あの時、ちゃんと地震対策をしておけば、被害を防げたのに…』と後悔しないように。

対策しておいて損はないことなので、お家の耐震性が心配な方は今すぐご相談を。

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お客様からのご相談・ご質問にひとつひとつ丁寧に対応いたします。

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