屋根材には様々な種類がありますが、屋根リフォームでは、どのような屋根材を選ぶと良いのでしょうか。

今回は、屋根材別のシェア率から耐候性に優れた屋根材までご紹介します。

1. 近年の屋根材シェア率

近年の住宅で多く使われている屋根は、

金属屋根60％、セメント系15％、粘土瓦15％、アスファルトシングル5％などとなっています。

(参照：2023年4月20日発行　住宅外壁メンテナンスの基礎知識｜一般財団法人 著)

耐久性、耐震性、太陽光パネルの取り付けやすさなどから、

金属屋根がシェアを伸ばしており、屋根リフォームに多く活用されています。

 

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2. 金属屋根について

金属屋根は軽量で、雨仕舞(建物に雨水が入らないようにする仕組み)や耐候性の点で優れています。

しかし、これらは表面塗装のメンテナンスが必要です。

金属屋根は主に塗装して使用しているので、定期的に塗り替えを行う必要があります。

また、金属屋根は熱伝導率が高いため、断熱性に劣ることや、雨音が気になることといったデメリットもあります。

住宅の屋根で多く使われるのは、ガルバリウム鋼板、亜鉛メッキ鋼板です。

 

3. ガルバリウム鋼板に代わる高耐候屋根

金属屋根には、「天然石粒金属屋根材」というガルバリウム鋼板の表面に石粒がコーティングされている屋根材も存在します。
(ガルバリウム鋼板＋天然石粒)

これは20世紀半ば頃にNew Zealandで開発された金属屋根材で、

ガルバリウム鋼板に代わる高耐候屋根材です。

日本国内では30年程度の実績もあり、

まさに、ガルバリウム鋼板の弱点を完全克服した屋根リフォームに最適な屋根材です。

天然石粒金属屋根材についての詳しい説明については別の記事でご紹介します。

 

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