暑い日が続いた８月も終わりに近づき、まもなく９月に入りますね。

９月は『防災月間』です。この時期は、台風や大雨のリスクが高まります。

特に最近は、異常気象による大雨や台風で、屋根の損傷や雨漏りが増えているのをご存じでしょうか？

そこで本記事では、大雨や台風からお家を守るために今すぐできる対策をご紹介します。

〈前編〉では屋根・外壁の点検をレベル別に解説し、
次の記事〈後編〉では今すぐやっておくべき備えをご紹介します。

家族の安全を守るために、ぜひチェックしてみてください。

１．『防災月間』とは？〈横浜市〉

1-1. 『防災月間』の目的と重要性

『防災月間』は毎年９月に行われ、
９月１日の「防災の日」を含む１週間は、家族や地域で災害対策を考える大切な期間です。

台風や地震などの自然災害に備えて、家族や自宅の安全を確保することが目的です。

 

1-2. なぜ屋根＝防災なのか？

台風や大雨が多いこの季節、屋根のメンテナンスが特に重要です。

屋根は、家を守るために風や雨を防ぐ大切な役割を果たしています。

しかし、日々の劣化により、予想外の損傷が起きることがあります。

実際、大雨や台風で起こる“雨漏り”の原因の約60％は、屋根に問題があるからです。

この防災月間をきっかけに、屋根の状態をチェックして、しっかりと対策をしておきましょう！

 

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2. ご自身でできる！大雨・台風に備えた屋根・外壁の点検〈横浜市〉

ここでは、地上からでも簡単にチェックできる『屋根・外壁の点検方法』を紹介します。

 

レベル１．雨どいの詰まり

築年数：～５年

雨樋が詰まると、雨水がスムーズに流れず、屋根や外壁に浸水するリスクが高まります。

 

レベル２．苔・藻の繁殖

築年数：～１０年

屋根に苔や藻が繁殖している場合、湿気がたまりやすくなり、屋根材の劣化が進みます。

 

レベル３．チョーキング・コーキングの劣化

築年数：～１５年

外壁や屋根の表面を手で触って白い粉がつく場合、
これは「チョーキング現象」であり、塗膜が劣化している証拠です。

また、コーキング部分がひび割れている場合も、雨水が侵入する原因となります。

 

レベル４．屋根・外壁の損傷

築年数：～２０年

屋根材や外壁にひび割れや欠けが見られる場合、これらは放置すると大きな損傷に繋がります。

特に台風前には、しっかりと確認しておきましょう。

 

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以上のような問題を発見した場合には、屋根の専門業者に点検・清掃・修理を早めに依頼することが重要です。

屋根の上は、高所で危険な場所です。

自分の見える範囲で点検し、わからないことや気になることは、専門業者に任せるのが安心です。

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