夏の暑くてむしむしとした日々が続いていますね。

この時期、屋根裏の湿気や熱気に悩まされる方も多いのではないでしょうか。

そんな時に役立つのが「棟換気」です。

今回の記事は、屋根の棟換気についてご紹介します。

１．お家の屋根に棟換気はついていますか？〈横浜市〉

最近、特に夏の暑さが増している中で、屋根裏に棟換気が必要な理由がますます重要視されています。

ご自宅の屋根には棟換気が設置されていますか？

また設置されている棟換気は、正常に機能していますか？

 

〈施工事例：棟換気がない状態→棟換気増設〉

 

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2. 【棟換気】屋根裏の換気が不十分であると、どうなるか〈横浜市〉

屋根裏に『熱気』や『湿気』がこもり、

屋根の木材(野地板)の劣化や破損、雨漏りの危険性が高まります。

 

主な要因

• 高温多湿な気候：夏場は気温と湿度が高くなりやすく、室外と室内の温度差で結露が発生しやすくなります。
• 日常生活の湿気：呼吸や調理、洗濯物の室内干しなどから発生した湿気が屋根裏に侵入します。通気不足であると、屋根裏の閉鎖された空間で湿気がこもります。

 

事例）棟換気の不具合が原因で、屋根裏の結露による雨漏りによって屋根の木材(野地板)が腐ってしまっていまいました。

 

特に夏の暑い季節では、屋根材が直射日光を受けると屋根裏の温度が急上昇し、室内にも影響を与えます。

屋根裏では、湿気がこもることで結露が発生し、屋根の野地板が腐って雨漏りの原因となってしまいます。

こんな方は要注意

• 棟換気がない
• 棟換気が正常に機能していない（不具合を起こしている）
• 高気密・高断熱住宅にお住まいの方
  

 

3. 棟換気の設置の検討〈横浜市〉

3-1. 棟換気とは

→屋根の最も高い部分に設置される換気装置

役割

屋根裏の湿った空気を外に排出することで、住環境を快適に保ち、木造住宅の寿命を延ばします。

屋根裏空間の温度調整、湿度調整が可能になります。

 

3-2. 棟換気の仕組み

棟換気は、温まった空気が上昇する特性を利用しています。

屋根裏の最下部である軒から新鮮な空気を取り入れ、温まった空気を屋根の一番高い場所（棟部）から排気します。

 

3-3. 棟換気のメリット

• シロアリ被害の防止：換気棟を設置することで、屋根裏の湿度を低く保ち、シロアリや害虫の繁殖を抑えることができます。
• カビの発生を防げる：換気棟は屋根裏の湿度をコントロールし、湿気を効果的に排出することでカビの発生を防ぎます。
• 光熱費の削減につながる：換気棟により屋根裏の通気が改善され、夏場の温度上昇を抑えることで冷房の使用頻度を減らし、光熱費の削減につながります。
• 屋根下地の腐食を抑えられる：換気棟は湿気や結露を排出し、屋根下地の木材や構造部材の腐食を防ぎ、建物の耐久性を向上させます。

4. 【棟換気】まとめ〈横浜市〉

• 屋根裏の換気不十分は、屋根の木材(野地板)劣化や雨漏りの原因となる。
• 主な要因は高温多湿な気候と日常生活の湿気。
• 棟換気を検討することで、屋根裏の湿気を外部に排出し、建物の耐久性を高めることができる。
• 棟換気はシロアリ被害やカビの発生を防ぎ、光熱費を削減する効果もある。

 

⚠換気棟の取りつけには、

• 高い技術力が必要であること
• 屋根の形状によっては取り付けできない場合もあること

を抑えておくと良いでしょう。

そのためには、実績が豊富で信頼できる業者に依頼し、しっかりと相談することが重要です。

 

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