屋根を少しでも長持ちさせるために、定期的なメンテナンスとして屋根塗装が有効です。
塗り替えによって建物の劣化や雨漏りを防ぐことはできませんが、
屋根そのものを保護し長持ちさせる効果はあります。
今回の記事では、屋根を長持ちさせるために実施した屋根塗装で起きてしまった失敗事例を交え、
屋根塗装の重要な“縁切り作業”について解説します。
横浜市、川崎市、東京23区西部にお住いの方に向けて、屋根の修理・外壁塗装の専門店ならではの目線でお伝えしようと思います。
▼この記事はこんな方のお役に役立ちます。▼
・横浜市、川崎市、東京23区西部で屋根塗装をご検討中の方
・横浜市、川崎市、東京23区西部で屋根の修理をご検討中の方
・横浜市、川崎市、東京23区西部で屋根の葺き替えをご検討中の方
・横浜市、川崎市、東京23区西部で屋根カバーをご検討中の方
1. スレート瓦屋根を塗り替えたら、雨漏りが起きてしまった!
新築から15年経過した頃、建設した工務店に依頼して外壁と屋根の塗り替えを行ったが、その半年後、大雨の日に2階の天井から雨漏りが発生。
工務店に確認してもらうも、不具合は見当たらない。
その後も大雨のたびに雨漏りが続き、再度工務店と塗装職人に確認してもらったが、やはり不具合は見つからない。
最終的に、工務店は「屋根そのものの寿命」として、葺き替えを提案。
しかし、納得できず「雨漏り110番」に相談した結果、
スレート瓦の重なり部分が塗料で詰まっており、雨水が逃げ場を失っていることが判明。
本来、この部分には適切な隙間が必要で、
塗料で塞いでしまうと雨水が屋根裏に回り込み、雨漏りを引き起こしてしまう、
とのことでした。
(引用元:屋根・外壁のメンテナンス|雨漏り110番グループ)
★横浜市、川崎市、東京23区西部で屋根の修理・外壁塗装をお考えの方へ。
2.適切な隙間で湿気を逃す
丁寧に施工しても、屋根材と塗膜がくっつくことはなかなか避けられず、
外へ逃がせない湿気や雨水が内部に浸入し、野地板を腐食させて雨漏りの原因にもなりかねません。
よって、最終工程として屋根瓦の重なり部分を1枚ずつ切る「縁切り」の作業が不可欠です。
この作業を怠ると、今回のような雨漏りが発生します。
塗装業界では常識ですが、残念ながら知らない業者も存在します。
3.屋根を傷つけない”タスペーサー”
縁切りの代わりに屋根材の間に「タスペーサー」といわれる部材を差し込み、
適切な隙間を確保する方法も存在します。
縁切りでは瓦を傷つける可能性が大きいのでタスペーサーの設置が有効です。
平均1000個前後必要ですが、作業時間は2~3時間で済みます。
4.施工上の注意点
・スレート屋根を塗装したら縁切りすること
自分の身を守るためにも、今回紹介した事例のように
屋根塗装で屋根のメンテナンスをしたことが、逆に雨漏り被害もたらすケース
があることを知っておきましょう。
横浜市鶴見区 屋根の修理・外壁塗装の専門店(株)成田屋商店では、
お客様からのご相談・ご質問にひとつひとつ丁寧に対応いたします。
横浜市、川崎市、東京23区西部で屋根の修理・外壁塗装をお考えの方。
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